令和2年度 第1回森口真司ベートーヴェンレクチャー(2020.9.16)

ベートーヴェン生誕250年のアニバーサリーイヤーとなる令和2年、年間を通じベートーヴェンの全曲を演奏する「大分ベートーヴェン・プロジェクト2020」を開催。その一環として、2回にわたり開催された「ベートーヴェンレクチャー」の様子をご紹介。

クラシック音楽はバロック、古典派、ロマン派など時代によって区分されています。
ベートヴェンは古典派の3大作曲家(ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン)のひとりとして知られています。フランス革命が始まり、貴族の社会が崩れ始めた時代です。

そんな時代を生き、数々の逸話と名曲を残したベートーヴェン。では、実際何をし、何を受け継ぎ、何を変えたのでしょうか?

ベートーヴェンが残した交響曲の聴きどころはもちろん、その他の主要作品も含めて、歴史的な側面からベートーヴェンを追っていきます。
次回は、交響曲(第5番〜第8番)の全体的な特徴や魅力を様々な観点から探っていきます。

大分県立芸術文化短期大学教授

森口 真司moriguchi shinji

大阪府出身。 京都大学文学部を経て、1995 年東京藝術大学指揮科大学院修了。指揮法を田中良和、遠藤雅古、フランシス・トラヴィス、若杉弘、岩城宏之の各氏に師事する。大学院修了後すぐプラハの春国際音楽コンクール指揮部門に於いて第3位受賞(1位なし)。 以降、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団など全国各地のオーケストラに客演。また東京二期会を中心にヤナーチェク『イェヌーファ』、ワー グナー『さまよえるオランダ人』、モーツァルト『皇帝ティトゥスの慈悲』『魔笛』、リヒャルト・シュトラウス『ダナエの愛』(日本初演)『ダフネ』(日本初演)など数多くの公演に合唱指揮者として参加、その手腕は極めて高く評価されている。

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