西洋絵画の旅I ルネサンス

ビジネスシーンでもきっと役立つ西洋絵画の歴史について学ぶことができる特別講座を3回シリーズでお届けします。

第1回目は、紀元前700年頃から15世紀のルネサンス、西洋古典絵画が確立していくまで、約2000年にわたるお話。
前半は西洋美術の美の規範となる古代ギリシャ・ローマ美術を、神話を通して紐解いていきます。
後半はルネサンス期の最も素晴らしい絵画の一つと言われている、システィーナ礼拝堂にあるミケランジェロ作・最後の審判を深く掘り下げていきます。絵画に散りばめられた多くのヒントから、画家がこの絵に込めた想いとはなんだったのでしょうか。

背景を知ることは、より深く美術を楽しむきっかけにもなります。
第2回目は、16世紀から19世紀までの西洋美術の歴史を追っていきます。

慶應義塾大学 専任講師(美術史)

荒木 文果Araki Fumika

福岡県出身。 九州大学で美術史を専攻。同大学大学院修士課程を経て、2007年よりローマ第一大学美術史学科に留学。2012年に、同学科にて日本人初となる博士号を取得。2013年、鹿島美術財団『財団賞』受賞。東京大学に日本学術振興会特別研究員として在籍後、2015年より現職。専門はイタリア・ルネサンス美術史で、特に15世紀にイタリアで描かれた壁画や托鉢修道会の美術についての論文を執筆している。また、国際学会における発表やイタリアでの研究書(Le cappelle Bufalini e Carafa, CampisanoEditore, 2019)の出版など、国際的な場でも活躍中。「難しいことも分かりやすく」をモットーとした講義や講演も人気を博している。2歳児を育てるママでもある。

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