【期間限定配信】
オペラシアターこんにゃく座
オペラ『森は生きている』オーケストラ版(2022.12.24)
※2024年5月7日(火)10:00まで公開※

こんにゃく座が1992年から上演する不朽の名作オペラ!

※2023年12月1日(金)~2024年5月7日(火)10:00までの期間限定配信です。

<あらすじ>
 新しい年を迎える大晦日。年若い女王が、四月に咲くマツユキ草が今すぐ欲しいと言い出したために国じゅうは大さわぎ。ほうびの金貨に目がくらんだ継母と姉娘のいいつけで、マツユキ草を採ってくるようにと、むすめはまっ暗な冬の森に追いやられます。
 森の中では、一月から十二月の月の精たちが、たき火を囲んで新年を迎える儀式をおこなっていました。むすめの話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらいます。冬の森はたちまち春へと季節をかえ、むすめの目の前で一面にマツユキ草が顔を出します。
 むすめの帰りを待ちかまえていた継母と姉娘はマツユキ草を取り上げ、宮殿の女王の元へと向かいます。女王は、みずからマツユキ草を摘むために家来たちを引き連れて森へと出かけていきます。しかし、そこで待ちうけていたものは・・・。

原作

サムイル・マルシャーク(湯浅芳子訳による)

台本・作曲

林 光Hikaru Hayashi

1931年生まれ。長年オペラシアターこんにゃく座の芸術監督・座付作曲家をつとめる。代表作にオペラ『セロ弾きのゴーシュ』、オペラ『変身』など。室内楽曲、オーケストラ曲、劇音楽、映画音楽等に優れた作品を多数残す。また、こどもからおとなまで、ともに歌えるたくさんのうたを作曲した。2012年1月没。

演出

眞鍋 卓嗣Takashi Manabe

1975年生まれ。東京都出身。劇団俳優座文藝演出部所属。所属劇団の演出をはじめ、他団体の演出も意欲的に手がけている。こんにゃく座では「Opera club Macbeth」、オペラ『遠野物語』を演出。2020年紀伊國屋演劇賞個人賞、2021年読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。

指揮

寺嶋 陸也Rikuya Terashima

1964年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。オペラや室内楽曲、合唱曲、邦楽器のための曲などさまざまなジャンルの作曲を手がける。こんにゃく座では『セロ弾きのゴーシュ』をはじめ多くの作品にピアニストとして参加、2016年にはオペラ『グスコーブドリの伝記』を作曲。ピアニストとしても内外の演奏家と共演するなど活動は多方面にわたる。

出演

こんにゃく座Konnyakuza

こんにゃく体操による身体訓練を続け、言葉(日本語)がはっきりわかるオペラを創作上演するオペラ劇団として1971年に創立。マイクを使用しない生の歌声、ピアノを主とした様々な楽器の生演奏による作品を多数上演している。歌役者の歌い語り演じる力によって、こどもからおとなまで楽しめる多彩な作品をレパートリーとし、年間約250公演を上演する。

佐藤 敏之(1月総理大臣)
大久保 哲(2月警護隊長)
彦坂 仁美(3月オオカミ)
泉 篤史(4月カラス)
冬木 理森(5月ウサギ)
沖 まどか(6月もうひとりのむすめ)
鈴木 裕加(7月むすめ)
豊島 理恵(8月女官長 / オオカミ)
齊藤 路都(9月おっかさん)
熊谷 みさと(10 月女王)
大石 哲史(11 月兵士)
佐山 陽規(12 月博士)※客演

管弦楽

Ensemble Forêtアンサンブル フォレ

岩佐 和弘(フルート)
伊藤 博(オーボエ)
橋爪 恵一(クラリネット)
前田 正志(ファゴット)
大坪 夕美(ピアノ)
高良 久美子(打楽器)
手島 志保(ヴァイオリン)
山田 百子(ヴァイオリン)
東 義直(ヴィオラ)
朝吹 元(チェロ)
高橋 直人(コントラバス)

スタッフ

美術:伊藤 雅子
衣裳:山下 和美
照明:金 英秀
振付:白神 ももこ
オーケストレーション:吉川 和夫
舞台監督:八木 清市
音楽監督:萩 京子

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