チェンバロの高音域の華麗さをお楽しみいただける《イタリア趣味による協奏曲》と低音域の深みを味わえる《フランス風序曲》。2曲の響きの違いをお楽しみください。
【曲目】J.S.バッハ
●イタリア趣味による協奏曲 へ長調 BWV971(クラヴィーア練習曲集第2部)
●4つのデュエット(クラヴィーア練習曲集第3部より)ホ短調 BWV802/へ長調 BWV803/ト長調 BWV804/イ短調 BWV805
●フランス様式による序曲 ロ短調 BWV831(クラヴィーア練習曲集第2部)
小林 道夫Kobayashi Michio
チェンバロ、ピアノ、室内楽、指揮など活動が多方面にわたる第一人者。特にバロック音楽に造詣が深く、バッハ演奏では最高の評価を得ている。毎年年末には、J.S.バッハ作曲「ゴルトベルク変奏曲」のリサイタルを開催している。室内楽プログラムも多彩で、長年のキャリアに裏付けされた深い解釈は日本のみならず、世界各地で高く評価されている。 1956年毎日音楽賞・新人奨励賞、1970年第1回鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1972年ザルツブルク国際財団モーツァルテウム記念メダル、1979年モービル音楽賞を受賞、2019年度第30回日本製鉄音楽賞特別賞を受賞している。現在、大分県立芸術文化短期大学客員教授。